マイナンバーカード有効期限切れ対策|更新手順と確定申告への影響【2026年】

【3行まとめ】

マイナンバーカードには「カード本体の有効期限(発行から10年)」と「電子証明書の有効期限(発行から5年)」の2種類があり、電子証明書が切れるとe-Taxでの電子申告ができなくなります。

国税庁も確定申告シーズン前に有効期限の確認を呼びかけており、期限切れの場合は市区町村窓口での更新手続きが必要です。

事前に有効期限を確認したい場合、iPhone+マイナンバーカード+電子署名くんで電子証明書の状態をすぐに確認できます。

マイナンバーカードの有効期限とは?

マイナンバーカードには2種類の有効期限が設定されています(出典:デジタル庁 マイナンバー制度)。

カード本体の有効期限

  • 18歳以上:発行日から10回目の誕生日まで
  • 18歳未満:発行日から5回目の誕生日まで

カード表面の右下に有効期限が記載されています。

電子証明書の有効期限

  • 署名用電子証明書:発行日から5回目の誕生日まで(e-Taxの電子署名に使用)
  • 利用者証明用電子証明書:発行日から5回目の誕生日まで(マイナポータルログインに使用)

電子証明書はカード本体より先に有効期限を迎えることが多いため、注意が必要です。例えば2021年にカードを取得した方は、2026年に電子証明書の更新時期を迎えます。

なぜ今確認が必要か

国税庁は確定申告シーズン前に、マイナンバーカードの電子証明書の有効期限確認を呼びかけています(出典:国税庁 令和7年分確定申告特集)。

確認が重要な理由

  • e-Taxが利用不可に:電子証明書が切れていると、電子署名ができずe-Tax送信ができません
  • 更新に時間がかかる:市区町村窓口での手続きが必要で、混雑期は待ち時間が発生します
  • 確定申告期限に間に合わない恐れ:期限直前に気づくと、書面申告への切り替えが必要になる場合があります

2021年のマイナポイント事業開始時期にカードを取得した方は、2026年に電子証明書の更新時期を迎えます。確定申告期間(2026年2月16日〜3月15日)より前に、必ず有効期限を確認してください。

有効期限の確認方法(3つの方法)

方法1:カード表面を確認(カード本体のみ)

マイナンバーカードの表面右下に、カード本体の有効期限が「西暦●年●月●日まで有効」と記載されています。ただし、電子証明書の有効期限はカードに記載されていません。

方法2:マイナポータルで確認

  1. マイナポータルアプリを起動
  2. 「ログイン」→マイナンバーカードを読み取り
  3. トップページの「登録状況の確認」から電子証明書の有効期限を確認

出典:マイナポータル

方法3:コンビニのマルチコピー機で確認

セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなどのマルチコピー機で、マイナンバーカードの情報を確認できます。「行政サービス」→「証明書交付」の操作中に電子証明書の有効性がチェックされます。

電子証明書の更新手順

電子証明書の有効期限が近づくと、市区町村から「有効期限通知書」が届きます(出典:総務省 マイナンバーカード)。届いたら、以下の手順で更新してください。

必要なもの

  • マイナンバーカード
  • 有効期限通知書(届いている場合)
  • 暗証番号(署名用:6〜16桁、利用者証明用:4桁)

更新手続きの流れ

  1. 市区町村窓口に来庁:住民票のある市区町村の窓口に行きます
  2. 本人確認:マイナンバーカードを提示して本人確認を受けます
  3. 電子証明書の発行申請:窓口で更新申請書を記入します
  4. 暗証番号の設定:新しい電子証明書の暗証番号を設定します(同じ番号でも可)
  5. 発行完了:その場で新しい電子証明書がカードに書き込まれます

手数料:電子証明書の更新は無料です。カード本体の更新(再発行)は有料の場合があります。

所要時間:通常10〜15分程度ですが、確定申告期間前後は混雑するため、早めの手続きをおすすめします。

有効期限切れの場合の対処法

電子証明書のみ期限切れの場合

カード本体が有効であれば、市区町村窓口で電子証明書のみを再発行できます。手続きは更新と同じで、無料です。

カード本体も期限切れの場合

マイナンバーカードの再交付申請が必要です。以下の手順で申請してください。

  1. 市区町村窓口、郵送、またはオンラインで再交付申請
  2. 交付通知書が届いたら、窓口で受け取り
  3. 新しいカードに電子証明書を設定

再交付には1〜2ヶ月かかる場合があるため、確定申告期限に間に合わない可能性があります。その場合は、紙の申告書での提出を検討してください。

確定申告期限に間に合わない場合

  • 紙の申告書を提出:税務署に持参または郵送で提出
  • ID・パスワード方式:税務署でID・パスワードを取得済みの場合は、マイナンバーカードなしでe-Tax送信可能

電子署名くんでの事前確認方法

電子署名くんを使えば、iPhoneでマイナンバーカードの電子証明書の状態をすぐに確認できます。

確認手順

  1. 電子署名くんアプリを起動
  2. 「証明書を確認」または署名機能を選択
  3. マイナンバーカードをiPhoneの背面(カメラ付近)にかざす
  4. 暗証番号を入力して証明書情報を読み取り
  5. 電子証明書の有効期限が表示される

電子署名くんは完全ローカル処理のため、証明書情報がサーバーにアップロードされることはありません。安心して有効期限の確認にお使いいただけます。

確認時のポイント

  • 署名用電子証明書の有効期限を確認(e-Taxに必要)
  • 有効期限まで3ヶ月を切っていたら、早めの更新を推奨
  • 確定申告期間(2月16日〜3月15日)より前に確認・更新を完了させる

よくあるエラーと解決法

「電子証明書の有効期限が切れています」エラー

原因:署名用電子証明書または利用者証明用電子証明書の有効期限(発行から5回目の誕生日)が過ぎている。

対処法:市区町村窓口で電子証明書の更新手続きを行ってください。手続きは無料で、通常その場で完了します。

「署名用電子証明書が失効しています」エラー

原因:住所変更や氏名変更により、署名用電子証明書が自動的に失効している。

対処法:転居届や婚姻届の提出後、署名用電子証明書は自動失効します。市区町村窓口で再発行手続きが必要です。なお、利用者証明用電子証明書は住所変更では失効しません。

「暗証番号がロックされています」エラー

原因:署名用パスワード(5回)または利用者証明用パスワード(3回)の入力を連続で間違えてロックされた。

対処法:市区町村窓口でロック解除とパスワード再設定の手続きを行ってください。マイナンバーカードと本人確認書類が必要です。

「カードを読み取れません」エラー

原因:NFCの読み取り位置がずれている、またはカードのICチップが損傷している。

対処法:スマホケースを外し、iPhoneのカメラ付近にカードを密着させてください。それでも読み取れない場合は、カードのICチップが損傷している可能性があります。市区町村窓口でカードの状態を確認してもらいましょう。

よくある質問

Q: 電子証明書の有効期限が切れても、マイナンバーカード自体は使えますか? A: はい、身分証明書としての利用やコンビニでの住民票取得など、電子署名を必要としない機能は引き続き使えます。ただし、e-Taxやマイナポータルへのログインには電子証明書の更新が必要です。
Q: 電子証明書の更新は誕生日の何日前からできますか? A: 有効期限の3ヶ月前から更新手続きが可能です。市区町村から届く「有効期限通知書」を目安に、早めに手続きすることをおすすめします。
Q: 引っ越しで住所が変わった場合、電子証明書はどうなりますか? A: 署名用電子証明書は住所変更により自動失効します。転入届を出した後、新しい市区町村窓口で署名用電子証明書の再発行が必要です。利用者証明用電子証明書は住所変更では失効しません。
Q: 海外在住でも電子証明書の更新はできますか? A: 日本国内の市区町村窓口での手続きが必要です。一時帰国時に手続きするか、代理人による手続きを検討してください。代理人手続きには委任状と代理人の本人確認書類が必要です。
Q: 電子証明書の更新後、以前のパスワードは使えますか? A: 更新時に同じパスワードを設定することも、新しいパスワードに変更することも可能です。覚えやすく、かつ推測されにくいパスワードを設定してください。

参考リンク

iPhoneで電子証明書の有効期限を確認

電子署名くんなら、マイナンバーカードの電子証明書の状態をiPhoneですぐに確認できます。確定申告前の事前チェックに、ぜひご活用ください。